連濁の日本語が減ってきている
IME、日本語入力変換ソフト、「変換で出ないから」という理由で連濁の日本語が減ってきている。連濁で濁るはずなのに、濁らないままの単語、熟語として使用されているのをよく見かけるようになってしまった。
それと、変換間違いで「同音異句の誤字」も増えている。もちろん使用者側の国語力レベルの低さも当然ながら問題ではあるのだが。
特に多く見かけるのが「初め、始め、の使い分けができない人」「助詞の使い方がおかしい人」「受動、能動、の使い分けができていない人」これらがとても多い。文章を書くプロである人達の記事や文中にも多く見受けられる。最近はCMでもおかしな日本語を声高に叫んでいるのを見かける。影響力の大きさを考えれば早急に対策するべきでしょう。
しかしながら個人の国語力レベルの問題だけではなく「日本語入力ソフト」の未熟さが、普段目にする日本語を変化させてしまっている影響はかなりあるだろう。
強い影響力を持つ文科省や言語学者などは、もっと日本語の使われ方の変化に敏感になって、もっと正しい日本語を使えるように日本語入力変換ソフトメーカーに働きかけ、広く一般に対しても発言していくべきだ。
日本の言葉を書き表すためにもはや必須となった、日本語入力変換ソフトをもっと日本のメーカーは力を入れて開発するべきでしょう。この数の少なさや、日本語入力変換ソフトの日本製の少なさは異常事態だと言わざるをえない。
日本語を書くのに、日本製の日本語入力ソフトよりも外国製のほうが圧倒的に使用者数が多いのではないか?しかもそれは私が何回か欠点を指摘したのにいつまで経っても修正されていない。