車の運転トレーニングが必要だ。
頻繁にシフトチェンジ、ブレーキング、アクセル、バックが必要な専用コースを作り、踏み間違いなど、漫然と運転し続けてきた集中力をトレーニングし直すことによって、日常の運転ミス率を大幅に減らせるはずだ。
コースは、上り坂、曲がり道90度、直線、バック、急ブレーキが必要なコースに。
滑りやすい路面も多くするべきだ。
左折、右折、直線コースでは実際に巻き込み事故、飛び出しに対する急ブレーキ訓練のために、動体障害物が出現するので、確認や減速や一旦停止などが必要になる。出現タイミングはバラバラで、確認をしないと必ず出現して車体に派手にぶつかる。
障害物にぶつかった場合、[バイク]、[人]、[物]、[動物]、によって適切な対応手順を行うことが求められる。
そのため事前に通報用の専用ケータイが渡される。このケータイはこのトレーニング用のコントロールセンターにつながるようになっており、そこ以外にはつながらない。ただし返答は110番通報や、119番通報した時と同じ返答が返ってくるので、リアルな訓練となる。
この訓練の前には、事前に救急救命法も訓練しておく必要がある。
コースは1周ではなく、数日掛けて数周、数ラウンド走行すること。
コースにはレベル設定があり、
- 障害物無し、単純にATでコースを走る。
- 障害物無し、MTで走る。
- 障害物無し、ATでタイムアタック。
- 障害物無し、MTでタイムアタック。
- 障害物有り、ATで走行。
- 障害物有り、MTで走行。
- 障害物有り、ATで走行、事故時対応も必要。
- 障害物有り、MTで走行、事故時対応も必要。
走行トレーニングとは別に、点検保守(+スイッチ類の操作)トレーニングも必要だ。
空気圧、タイヤ溝残量、ライト、ウィンカー、ブレーキランプ、ハザード、クラクション、クーラント量、ウォッシャー液量、ブレーキパッド残量、エアフィルター、窓ガラスの清掃、これらが減ったり、切れていたり、汚れているとどういうことが起こるのか、実際に体験してもらい、その後で、確認方法と対応方法、交換方法を実際に行って学習する。
- 予備タイヤの交換、ジャッキアップの方法。
- 高速道や、夜間などでの事故時、三角表示板をどこにどう置くべきか、どこに退避しておくべきか。
- 横転した場合の脱出方法。
- 海、池、川、などに車ごと落ちてしまった場合、同乗者が後部座席にも居る場合の脱出方法。
- 雪対応、チェーン(樹脂製などいくつかの種類がある)の巻き方、スタッドレスタイヤへの交換時期。
- 真冬に異常な量の降雪に遭遇して事故車両渋滞で動けなくなった場合、命を落とさないためにはどう対処するべきか。