実は大変失礼な人なのだ


オレはいつも自分の姿が他人からどう見えているか認識しながらしゃべっているわけじゃない。
だからキミとオレが同じ年齢だと言われてもオレはそうなのかなと思うしかない。
少なくとも感覚的には。

もちろん記憶として自分の生年月日は知っているし、計算上は年齢が違うということもわかる。
しかし最初に言った通り「常に自分が他人からどう見られているかを自分自身は認識しているわけじゃない」から、知識として自分の年齢を知ってはいるけれども、感覚としては年齢の自覚はほとんどないと言っていい。

だからオレはキミが計算上は年下であろうとも年上であろうとも、オレにとっては関係がないことだ。

年齢ではなく、赤の他人であるというスタンスで接することが重要だと考えている。
年齢がこうなのに、年齢がこうだから、という勝手な思い込みの理由付けをしてはいけないと思っている。
その行為は結局のところその発言をしている人間がその年齢ならこれくらいできて当たり前、この年齢ならできなくて当たり前という勝手なただの思い込みで、さも常識であるかのような、絶対的なことであるかのような基準にしてしまって、相手を見下しているだけだからだ。
ただただとても失礼なことをしているだけだからだ。
でもその当人はそのことにまったく気付いていないし、他人をバカにすること、見下すことが本当は好きなのだけれども、それをうまく隠そうとしている人で、実は大変失礼な人なのだ。