単純すぎる分類的評価


「それいいね!」と多くの人が高評価する何かを作れる人。
そういう人が、人格的にも倫理的にもとても良い人かどうかというのはまた別のこと。
言い方がどぎつかったり、人間としてどうかと思われるような人も意外と多い。
だが世間一般的には「優れた良い人」というひとくくりで分類されてしまっていたりする。
こういう「単純すぎる分類的評価」がいつまで経っても世間一般にまかり通ってしまっていることに、いつも、いつまでも異常性を感じずには居られない。

まったく関係のない分野で地位や名声を得たのに、別の分野の意見を吐いているのにもかかわらず、まるで全知全能者の発言であるかのように大きく取り上げられたりする異常性。
こちらはその意見を大きく取り上げてしまうメディアの異常さではあるのだが、このことに気付きもしない人が多く居るということもまた、このメディアの異常性がなくならない原因の一つでもあると思っている。



他にわかりやすい例で言うと、
イケメンだからといって「良い人とは限らない」ということ、
かわいい女の子だからといって「性格が良い女子とは限らない」ということ。

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