いい年した大人が、現在の運転補助機能であるオートパイロットでどの程度のことができて、どの程度の事しかできない機能なのか把握せずに、フィクション世界の全自動自律走行車だと思い込んでるなんてことがあるのだろうか?
とにかく、自動運転機能の開発過渡期である現在、様々なレベルの運転補助機能付きの自動車が販売されているのだから、販売側もただ売るだけではダメだ。
これからきっともっと事故が増える。
まずは販売側で、その車の機能についての実走講習を行うことを義務とすること。
最低でも6時間。
現実的な話として、「購入車実走講習」は販売店やメーカーがお金を払って、教習所に任せるという形になるだろう。
ぜひそうするべきだ。
「いい年した大人が~全自動自律走行車だと思い込んでるなんてことがあるのだろうか?」
あるだろうなあと思う。
販売店でさえ何件か事故を起こすくらいなのだから。
とはいえ、販売店が起こした事故は正確に言うならば「センサーの性能や特性がどういうものなのか理解していたなかった」からだろう。
フェンスだった、規定よりも速い速度だった、雨が降っている夜中で対象物は黒い車だった、などなど。
上の内容を書いたのは2016年7月だが、2年以上経った現在でもセンサー感知技術がそう大きく前進しているようには見えない。
人間の能力を上回るのはまだまだ先のことだろう。
つまり、完全自律自動車が登場するのはまだまだ先の話だ、ということだ。